こんばんは🐱
代表の三条です
3月末頃、団体に一匹の可愛い猫ちゃんがやってきました
すごく人馴れしていて品のある長毛の女の子です
その女の子はすずちゃんと名付けられました
今回は三条の友人から相談があり保護に至りました
2月上旬頃、お外にいたすずちゃんは三条の友人と繋がりのある保護主様に保護されます
保護主様にて病院を受診されると、すずちゃんの状態は良くありませんでした
FIPの可能性が極めて高いということと、肝臓の数値が異常に高かったのです
保護主様のご自宅にはすでに先住の猫さんがいました
すずちゃんの存在が先住猫さんのストレスになってしまっていた為、今回相談をして頂きました
こちらですぐさま検査を実施すると、やはり結果はウェットタイプのFIPでした
お腹がはち切れそうなくらい腹水の量が多く、呼吸をするのが苦しそうでした
『最悪数日で亡くなる可能性もあります』
保護をした日からモルヌピラビルの投薬を開始しました
すずちゃんは毎回ちゃんとお薬を飲んでくれました
しかし、投薬を開始してから数日経った頃、さらにすずちゃんの呼吸が苦しくなります
そして、食欲や元気まで無くなっていきました
再度検査をしたところ、胸水まで溜まっていることが分かりました
『難しいかもしれない・・・』
先生と相談をし、諦めず投薬を続けることにしました
モルヌピラビルの量を少しだけ増やしました
少しでも食べて欲しかったので、色々なご飯を口元までもっていきました
呼吸が苦しい状態が続いていたので、あえて強制給餌はせずにすずちゃんの意思でご飯を食べてもらえるようにしました
そんな厳しい状態から数日が経った頃、すずちゃんの状態に変化が見られます
なんと、自分の意思でご飯の場所まで移動をし、ご飯を食べ始めたのです
そして、苦しそうだった呼吸も少し楽になったようで、昼間は寝てばかりでしたが
昼間でも甘えに来てくれるまでに状態が改善してきたのです
現在は容態も安定した為、このタイミングでのご報告となりました
まずは、すずちゃんを保護して頂いた保護主様、本当にありがとうございました
そして、おそらくですが、すずちゃんは飼い猫さんでした
保護主様のご自宅付近に急に現れたというすずちゃん・・・それは2月の極寒の時期です
先生ともお話しましたが、病気が分かって遺棄された可能性も高いのでは?とのこと
以前もブログにて強くお伝えしましたが、
動物の遺棄は犯罪です
すずちゃんはまだ推定1歳弱くらいとのことです
いかなる理由があっても、
命を捨てる
この行為は絶対に許されません
猫ちゃんでもうさぎさんであっても、一度大切な家族として迎え入れた命です
最後まで責任をもって守ってあげてください
命があるということは、病気だってします
病気の内容によっては医療費が高額になることもあります
それらを踏まえて、生き物を家族として迎え入れられるかどうか
全ての皆様に真剣にご検討頂ける世の中になって欲しいと切に願います
すずちゃんの近状はまた追ってご報告致しますので
どうぞ宜しくお願い致します🙇
※すずちゃんの医療費も高額な為、ご寄付も募らせて頂きたいです
皆様のご協力を宜しくお願い致します🙇💦💦
0コメント